2008年1月個人登山
寂地峡〜ミノコシ峠往復

《目的》    下関山岳会 平成20年1月度月例山行
《日時》
     1月3日(木)〜1月4日(金)
《山域・山名》 寂地山(山口県岩国市錦町)
《参加者》4名 山根(SL・装備) 篠田 西村 播磨(記録)
         

《行程記録》

13日(木)晴れ
6:55小月ホンダ出発→9:00寂地峡キャンプ場駐車場9:30発→五竜の滝→10:50木馬トンネルワカン装着→11:43駐車場より40分標識→12:20−12:30休憩→12:53駐車場より50分標識13:37−13:54休憩→14:02駐車場より60分標識→15:25タイコ谷 最後の橋を渡った地点でテント泊

 2008年の元旦、二日は関東地方を除いて全国的に荒天、実家の太宰府は雨、霰、雪、青空…とめまぐるしい天気だった。3日からは晴れの予報だが、山はどうだろうかと不安90%期待10%で家を出る。まだ薄暗い小月ホンダで新年の挨拶を交わし、予定通り6時に出発した。

 途中休憩した鹿野PAはかなり雪が残っていた。雪景色を見ながら走り、9時に寂地峡の駐車場に到着。一台車が止まっていた。駐車場は除雪されているが、周囲には雪が積もっており、仮設トイレには登山靴に履き替えていかなければならなかった。

 広い道をしばらく歩き、延齢水で水を飲んだり、水を汲んだりして対岸へ渡ると赤い手すりの階段の登りになる。だが雪が深く積もって階段は埋まってしまっており、手すりの位置が低くて少々怖い。山根さんが先頭でひざの高さの雪をラッセルし続けるが、重い雪で難渋する。木馬トンネルの入口は落ちてきた雪の塊で塞がっていた。端の雪の丈が低いところからトンネルに入ると真っ暗だった。


トンネルを出た地点で休憩し、ワカンを装着する。

 ここから交替で先頭を歩く。渓流沿いのなだらかな道なのだが、雪が深いうえに重くて、なかなか進まない。春にタチカメバソウの群生を見た辺りにきて、まだこんなところかと愕然とした。標識を見ると、10分の行程に1時間10分ほどかかっている。

 赤い欄干の橋をいくつか渡り、みのこし峠への登りに差し掛かる手前の最後の橋を渡った地点(駐車場から80分、寂地山へ120分標識有り)でテントを張ることにした。到着したときには、15時30分近くになっていた。

 雪を踏み固めて6人用のテントを設営し、近くにトイレも作った。

 


 夕食は鴨、鶏、海老、蟹など(のダンゴ)の鍋である。テント内はあたたかく、すっかりくつろいだ気分になっていたところ、ぱらぱらとテントを打つ音が…思いもしなかった雨が降り出しており、山根さんが真顔で「まずいな」と言われる。雪がゆるむと、転がり落ちてきた塊に直撃される恐れがあるとのことだ。何が何でもピッケルで踏みこたえるようにしないと、谷底の川に落ちて......そんな恐怖はさておき、テント内では話がはずんで、山の歌でしめくくり9時半ごろ就寝。 夜中に目が覚めるとろくなことは考えない。雪塊に直撃されて谷底へ転がり落ちる自分の姿が目に浮かび、もう雪山はやめよう、などと思った。


1月4日(金)晴れ
1月4日 朝5:00起床朝食・準備−7時30分出発→みのこし峠9:47−9:55山頂を断念し下山→10:25テント場着・昼食・撤収12:00発→12:48休憩12:54→13:12木馬トンネル
→13:31駐車場着13:50出発→小月ホンダ着16:00

 朝5時起床。雑炊の朝食をすませ、少し明るくなって外へ出るといい天気だ。雪も昨日とちがって、さらさらでよい状態に変わっている。テントはそのままにして、必要なものだけザックに入れ、時間の許す範囲で右谷山をめざすことになった

 標識の少ない登りであるが、雪が軽いので昨日より歩きやすい気がした。日が差してくると、雪と霧氷が白く輝いてきれい!道がわからなくなると、動物たちの足跡がなかなか頼りになる。川を渡る辺りではちょっと不安で「ウサギはだいじょうぶでも私は沈むかも…」と思ったが、大丈夫だった。ちゃんと安全な通りやすい道を知っているのだろう。ウサギさん、えらい。
 

 樹木の間を通るのに苦戦しながら稜線に出て、5mほどあるいてみのこし峠に到着。



 しんがりを務めていた篠田さんはいつのまにか、峠にばっちり出る道を上っており、一番に到着していた。この時点でもう10時近かったので、右谷山頂は無理だし中途半端になっても仕方ないので下山することになった。空は真っ青を通り越した青。記念撮影をして下山開始。西村さん先頭で歩くが、早いこと早いこと。一気に駆け下りて約30分でテント場に戻った。

 お湯をわかしてあたたかい飲み物と昼食をとる。しばらくゆっくりして、片付け撤収後、12時に下山開始。昨日の足あとを使うので、スイスイ進む。木馬トンネルから先、五龍の滝沿いの道は足をすべらせると危険なので、直進してもう一つのトンネルをくぐり、神社へ降りるコースをとった。最高のお天気のもと、すっかりゆるんだ雪はジャブジャブという感触で、気分も下界へと引き戻されていった。13時半駐車場到着。