2008年3月月例登山・聖山〜高岳


聖山登山GPS軌跡(記録:山根)


2008年3月月例登山 聖山高岳縦走
<日時>20083月1日(土)〜2日(日)
<目的地>聖山1113,2m・高岳1054(広島県安芸太田町・北広島町) 
<参加者>

     先発:山根(CL)、細川(SL)、市橋(会計)、篠田、水廣(食料)、播磨(記録)
     後発:林(担当、装備)、松本、西村、山崎

<行程>
31日(土)
16:40小月ホンダ出発〜17:44小郡IC〜六日市IC〜19:10戸河内IC→19:40聖湖キャンプ場入口 テント泊
3月2日(日)
 5:30起床、朝食・準備、撤収−6時50分出発→6:58引き返し→7:10−7:20車で移動、聖湖湖岸周遊道路入口付近駐車→8:00樽床ダム駐車場・休憩8:15→9:00十文字峠・休憩9:25→10:10高岳分岐→10:19聖山山頂10:35→10:45引き返し→11:02聖山山頂11:07→11:11高岳分岐・下山組3人と別れる→11:53休憩12:03→12:40野田の百本松→13:29高岳山頂13:50→14:27ひらきばし→15:22樽床ダム駐車場・先に下山した皆さんが車を回して待っていてくれた・交替で2往復→16:00出発→戸河内IC→小郡IC→19:20小月ホンダ着

<記録文>
3月1日(土)曇り時々晴れ
数日来の荒天がおさまり、春らしい青空が広がった夕方、3月月例登山先発メンバーはいつもの小月ホンダに集合した。鹿野SAの雪は消えていたが、高速を降りて車を走らせるうちに道路わきの雪は高くなっていく。1月月例登山のときに駐車した聖湖キャンプ場入口の積雪は1月よりも深くなっていたが、道路は数十メートルほど除雪されていた。ポールが足りないトラブルがあったものの、なんとか6人用と10人用2張のテントを設営し、10人用に無事おさまると食料担当の水廣さんが手際よく夕食を整えてくれた。菜の花・わかめのおひたしとゴマ・ピーナツ豆腐を前菜に乾杯、鶏・豚・彩豊かな野菜の鍋が煮えるのを待ち、山行の話題や野菜作りの話題で盛り上がった。23時ごろ後発メンバーが到着し、しばらく話した後、翌日に備えてあまり遅くならないうちに就寝した。


3月2日(日)晴れ(夕方より雨)

5時半起床。各自朝食をとり、片付け・撤収後、出発した。10分ほど歩いたところで、登山口の間違いがわかり、引き返す。車で来た道を戻り、「八幡高原聖湖・三ツ滝」の看板標識から右折した地点に駐車した。ところどころ凍結した車道を歩いて登山口に向かう。右側に見えてきた聖湖は真っ白で、歩いても大丈夫そうだった。


聖湖は真っ白
 
樽床ダム・・・・・・・・十文字峠で休憩

樽床ダムから少しすすんだ地点でワカンを装着し、延々となだらかな林道を歩いた。雪はしまっており、ワカンをつけると快適に歩ける。ワカン装着でもたもたし、遅れをとった私は、ペースの速い先頭集団にいつまでも追いつけなかった。十文字峠で休憩、ここからは木々のあいだをぬって登る。途中、地図とコンパスで進行方向の角度をはかる練習を行った。


木々のあいだをぬって登る・・・・地図とコンパスで進行方向の角度をはかる練習・・・・・聖山山頂に到着

10時20分ごろ聖山山頂に到着。予想より早く着いたので、高岳まで行くことになった。はじめ、登ってきた方角からほぼ直進し、西方向へ向かった。少しすすんだところで一気に展望がひらける。聖山山頂は展望がないので、ここが展望所となっているようである。しばらくはなだらかな下りをすすんだが、やがて道がわからなくなったところで90度方角を誤っていることに気づき、引き返した。高岳分岐まで戻り、担当の林さんが下見の際につけておいた黄色いテープを頼りに夏道を行く。篠田さん、細川さん、市橋さんは、高岳には行かずに下山するので、分岐でひとまずお別れ。


「野田の百本松」に到着し、「一本立てようか」・・・・・冠雪した山々、眼下には白い湖面の景色がパノラマに・・・


高岳への縦走路は小ピークが10くらいありアップダウンが結構きついと聞いて少々憂鬱に思ったが、それほどの急勾配ではなく、ずっと目標の高岳山頂が見えることもあって、気分のよい道のりだ。…と思ったのも、やがて覆される。見えている山頂にはなかなかたどりつかず、しだいに雪深くラッセルの必要なところが現われてきたのだ。先頭にたったときは、気のせいだろうがとりわけ勾配がきつく、雪が深かった。体力限界と思ったところで、「野田の百本松」に到着し、「一本立てようか」の声にほっとした。ここからも一下り、一登りと思いきや、なかなか山頂につかなかった。先頭を行く松本さんは軽々と雪を渡っていき、なんで自分は沈むんだろうといぶかしみながら重い足を運ぶ。


集合写真撮影

枝についた黄色いテープを目で探し追いながら登り、いったん頂になったところからさらに登ったところが高岳山頂だった。周りには冠雪した山々、眼下には白い湖面の景色がパノラマに広がっており、胸がすくような思いがして歓声をあげた。 山頂には地元の男性2名がいて、集合写真撮影をお願いすると、「今クマタカのつがいが見えるんですよ」と言われた。写真を撮っていただいたあと、遠くの空に舞うクマタカを教えてもらう。クマタカは黒い点としか見えないのだけれども、あまり見られない鳥だそうで、とても得をしたような嬉しい気分になった。20分ほど休憩して、下山開始。下りが苦手なせいか勾配が急に感じられ、緊張した。下りのペースは速かったようで、40分弱でひらきばしに到着。林さんによると、雪がなかった下見のときのほうが木の根の露出などにはばまれて時間がかかったそうである。ここからの車道歩きがなんともしんどかった。途中でワカンをはずすと歩きやすくなったが、あと十分でつきますよ、といわれた地点で休憩をとった。

樽床ダムに到着すると、先に下りたメンバーが車で迎えにきてくれていて、嬉しかったこと、ありがたかったこと。車をもう一往復させて全員を運び、帰路についた。
ずっと好天だったのに、高速を降りたころ空がピカッと光り、雷鳴がとどろいた。まもなく雨も降り出して、小月についたころは結構な雨量だった。なんとタイミングのよい山行だったのだろうか。SAC屈指の晴男・晴女が揃っていたにちがいない。