6月月例登山南阿蘇外輪山縦走

俵山登山道より冠ヶ岳方面(南阿蘇外輪山の山並)

月日 2008年6月7日(土)〜8日(日)
場所 南阿蘇外輪山
参加者 萬谷 伊藤 城井 江頭 細川 篠田 木村ャ 原田 藤田ョ 植村 水廣 大隅 松本 西山 藤井秀
行程 A班 (萬谷 伊藤 城井 江頭 大隅) : 俵山峠〜俵山〜冠ヶ岳〜地蔵峠
B班 : 地蔵峠〜大矢野岳〜駒返峠〜天神峠〜清水峠
C班 : 清水峠〜清栄山〜黒岩峠

 先発:伊藤隆文、萬谷一治、城井武一、江頭徳治、原田俊行、大隅角治、細川功:計7

 後発:水廣真紀子、篠田勝行、木村ヤヨヰ、藤田よしえ、植村ヨシエ、西山乃梨子、松本政光、
      藤井秀雄:計8

《行程記録》

6月7日 0800 玉姫殿前の広場、出発

            13:15 高森→風の里キャンプ場到着

6月3日  05:00 起床
          各パーティーでそれぞれのコースに向かう

    A班 (萬谷 伊藤 城井 江頭 大隅) : 俵山峠〜俵山〜冠ヶ岳〜地蔵峠
    B班 (原田俊 藤田ヨ 植村 松本 藤井秀) :地蔵峠〜大矢野岳〜駒返峠〜天神峠〜清水峠
    C班 (細川 篠田 木村ャ 水廣 西山)  : 清水峠〜清栄山〜黒岩峠          

       15:45 高森駅に全員集合〜

    18:25 下関、玉姫殿前の広場、帰着

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先発7名(伊藤、萬谷、城井、江頭、原田、大隅、細川)で2台の車に分乗し出発。今日は登山行動がなく後発隊との合流までに充分な時間があるため、A,B,Cコースに分かれて行動するための準備としてそれぞれの登山口の確認を行う。

                                                       A隊記録 伊藤
6月7日〈土) 8:10下関玉姫殿前駐車場出発 
      関門トンネル〜椎田道路〜豊前おこしかけSA、
9:15着 天気薄曇り出発時、今日の行動目的を、明日の各隊の登山口を下調べ確認することを申し合わせる。
      豊前から耶馬溪を経て
11:37 日田市内通過、松原ダム〜杖立温泉〜小国町〜大観峰に12:10着 ここで、昼食をとる。
      曇り空の下に広がる阿蘇盆地を眼下におさめ、内牧へ。
2:40発 阿蘇五岳はガスの中で、期待した眺望は外ずれたが、何処までも北外輪山の緑がつゝいている。
      宮地を過ぎ箱石峠に向かう。ここまで来ると、もう高岳鷲ヶ峰の北尾根がはっきり望むことができる。
      峠手前に近ずくと見慣れた根子岳全容が手に取るように見える。
      上色見から見上げる根子岳南面は迫力満点、登行欲をそそられ      る。
13:50 南鉄高森駅着。 
      明日のC隊下山口になる黒岩峠付近の情報を収集後、B隊の下山口、及び、
      C隊の出発地の清水峠に移動する。空はどんよりとした曇りだが、時折明るくもなる。
14:35 清水峠着。舗装されているが上るにつれ、くねくね曲がりくねった急カーブの連続。
      次に、A隊の下山口、B隊の出発地の地蔵峠へ向かう。
      遠く北外輪山が薄っすらと連なりその下に広大な阿蘇盆地を包むように見渡せる。
15:35 地蔵峠着。ここが、A隊の下山口でB隊の出発地になる。
      駐車場を確認し、最後の俵山展望所へはグリーンロードからわかれ、旧道を登りきったところにある。
16:00 A隊の出発地、俵山展望所に着く。大きな風力発電風車が何基も立ち、ゆったり回っていた。
      これで各隊の出発地点が確認することが出来、今夜の宿営地の西原村風の里キャンプ場へ、
      途中今夜の乾杯用ビールを調達する。
17:00 青少年風の里キャンプ場着 早速、テント2張り設営後、夕食にする。
      この度の食料担当は城井さん。メニューは鳥のから揚げに、マカロニポテトサラダ、
      それに白ご飯に漬物お茶。どっさり料理でまずビールで乾杯。後発隊が到着するまで談笑に花がさく。
22:15 後発隊到着。明日のパーティーの編成など打ち合わせ23:30就寝
6月8日(日) 5:00 起床 天候くもり {A隊メンバー}CL伊藤、大隅、萬谷、城井、江頭
5:40 朝食 メニューは、ハムサンドにヨーグルト、バナナ、コーヒーをいただく。
6:20 準備が整いしだいの各隊より出発、それぞれの登山口にむかう。
     A隊は昨日偵察した、俵山展望所までB隊に送って貰う。
     天候は高曇り、雨にならないだけでも儲けものと、みんな口をそろえる。
6:45  俵山展望所着。
      天気が良ければ最高の眺望が得られるのだが、生憎残念。
7:00出発。阿蘇五岳のすばらしい眺めを期待し、カッコーの鳴声を聞きながら高度を上げる。
      結構急登が続き汗をかく。
8:50 俵山(1,095m)頂上着。
     途中小雨がパラつくものの山頂では薄日がさす。
9:10休憩後、護王峠をめざし一気に歩き辛い急下降となる。
9:35 護王峠着898m。
     こんどは、ウグイスが盛んにホーホケキョと囀り、歓迎してくれるかのようだ。
10:10 冠ヶ岳分岐まであと一時間のところで小休止。
      後続のお二人を待っていると、ついに雨になり合羽を着用。
     北外輪山は遠くガスの中で視界不良。なんどか急登のアップダウンを繰り返し泥道を行くと
12:25 冠ヶ岳分岐に着く。これより伊藤、城井、江頭の三人で冠ヶ岳に向かう。


俵山登山口(駐車場)                        俵山への登山道


俵山山頂                                護王峠(冠ヶ岳と俵山の分岐)


岩に字が彫ってある(君も志連 我ハ心を尽くし野々 道の志をリに 名を有雄)・・・・・・3人で冠ヶ岳山頂へ

12:40 冠ヶ岳頂上着 広々とした森が何処までも続く。雨の中で記念撮影後、再び縦走路に引き返す。
     途中で萬谷さんに会う。大隅さんは縦走路で待機される。 
      雨は愈々本降りになり、ぬかるんだ道にスリップせぬように地蔵峠に下降する。
     潅木と檜の植林が続く水平道ぎみの登山道が終わると舗装された地蔵峠に到着する。
     峠よりB隊の方が残置した駐車場には二十分ばかり歩くと着く。
     山中で二回ほど連絡の携帯電話が鳴るものの雨の中で取り出すことが出来ずじまい。
14:05 地蔵峠から残置車両二台を南鉄高森駅に回送のため出発。B隊、C隊は既に下山し集合しているとのことだった。
14:45 南鉄高森駅着。
      B・C隊の出迎えをうけ、全員揃ったところで高森を後にする。雨は小止みなく降り続いている。
     下山し集合しているとのことだった。
17:00 北熊本SA出発 雨は上がり晴れ間が出て、天気は回復してくる。
19:00 吉志PAで会計精算をし、今回の山行の解散式を行う。月例担当の水廣さん、装備担当細川さん
     運転を含め本当に有難うございました。
     15人の大世帯のリレー山行形式の企画発案をされた水廣さん、お疲れ様でした。
☆A隊雑感 我が隊の平均年齢が74歳で最高齢は81歳の方です。4時間50分のコースタイムを7時間5分かけ歩きました。地図上のコースイメージと大分異なり、外輪山の広い草原上をハイキングと思いこんでいたのは大間違い。急登に急下降あり、ゆるやかな山道あり、起伏に富んだ樹林の尾根は流石に大阿蘇の山脈を実感出来ました。山法師の花に深山躑躅をはじめ、可憐な草花にも出会い一服の清涼感を味わいました。       以上
Bコース   地蔵峠〜大矢野岳〜駒返峠〜天神峠〜清水峠 
記録は後日報告・・・・おたのしみに


Cコース 清水峠→長谷峠→崩土峠→中坂峠→高森峠→黒岩峠⇔清栄山往復
       水廣、篠田、木村、西山、細川

CコースをGPSにて踏査記録(細川)

Cコース断面図

6月8日  05:00 起床

            0640 出発→0713 清水峠→0801 長谷峠0844 崩土峠

            0934 中坂峠1040 高森峠1232 黒岩峠1250 清栄山着

            13:02 黒岩峠着→高森駅

 昨日から天気は下り坂で今朝から雲が次第に低くなってきている。予報は午後から雨となりそうな気配である。朝、5:00起床し、朝食の準備とテント撤収を進める。朝食が済み次第に各コース毎に出発する。登山口へ一番遠いCコースが先に出発する。県道28号線を東へ走り途中、A,Bコースのパーティは右の旧道を七曲峠展望所(Aコース)を経由して地蔵峠へ向かう。我々は新しく開通した俵山トンネルを通る高森へのバイパスルートを経由して清水峠へ向かう。

清水峠

 県道28号線を西走し、上二子石から右折し、細い道を清水峠へ向かう。
曲がり角の足下に「清水寺」の標識が確認できる。峠には広い駐車場があり、車を止めるには苦労しない。
俵山より続く九州自然歩道はこの先、高森/村山まで続いている。
Cコース予定はここ清水峠から黒岩峠まで歩行し、黒岩峠から清栄山を往復する。

 阿蘇南外輪山を境にカルデラの外側は緩やかな斜面となり、牧草地が広がっている。この付近は家畜の放牧が盛んでありカルデラの内と外を隔てる外輪山稜線上に沿って、鉄条網が張り巡らされている。自然歩道はこの稜線上に連なり、内側は急な斜面となって人工林と天然林が入り交じる樹林帯を形成している。この事は詳しい地形図を読むとよく判る。内側は等高線が密に引かれ外側は粗になり、現場の地形が想像される。清水峠からは稜線上を細い登山道が走り、これに沿って東へ進む。左は急な斜面に樹林が茂り、右は牧草地が広がっている。最終地点の清栄山までの途中、顕著な峠が78箇所ある。このうち、車が通行できる峠は4カ所である。稜線は小さなギャップが続き、登山道と標識は良く整備され判りやすい。北の五岳の方向は樹林に遮られ見通すことが出来ないが、南を遮る物は殆どない。しかし、梅雨の曇り空で遠くまでの視界は望むべくもない。所々、緩やかな地形となると稜線の判別が難しくなり、どちらへ進むべきか判らなくなり、ルートを取り違える。しかし、牧野の鉄条網沿いに自然歩道があり、大きな間違いはない。

途中、中坂峠を過ぎたあたりから雨をぽつぽつ感じるようになるが、雨あしは強くならない。このあたりから高森峠まで、標識が不明瞭になり、少し迷うが稜線を頼りに進む。牧草地内の牛糞が多くなり、牛の放牧もチラホラ認められる。真新しいもの、良く乾燥した燃料になるようなものが入り混じる中を踏みつけないように進む。高森峠で車道に登山道が区切られ、次の入り口が判らず、戸惑う。黒岩峠への道は南東の山都町側に少し進んだ地点に自然歩道の道標があり、舗装された農業用道を進み、樹林帯の中へ入る。細く糸を引く梅雨の柔らかい雨となり、濡れても一考に気にならない雨である。途中、林の中で昼食をとる。黒岩峠はもう直ぐ其処である。やがて樹林帯が切れて車道が認められ、黒岩峠と清栄山の見事な頂稜が視界に入る。黒岩峠で一息入れ、ザックをデポし、清栄山を目指す。往復約30分の道程であった。清栄山から阿蘇五岳の眺望は梅雨の霞の中に煙り、田植え後の田圃とビニールハウスが白く光り、この時期独特の眺めが展開されている。Bコース隊はすでに高森駅についているのが確認できたので、車での迎えを頼む。原田、松本の両氏が迎えにきてくれる。ご苦労に感謝します。外輪山は総延長127kmで、その一部を我々は3隊に分かれて、約40.1kmを踏破した。Cコースの踏破距離は約14.1kmで、最高点は清栄山頂(1006m)であった。初夏の花道、レンゲツツジ、ヤマホウシ、ノアザミ等々とイチゴの実が楽しめる山行であった。