3月例会登山 目的地 経ヶ嶽~多良岳縦走
ほのぼのマンサクを長崎に求めて(経ヶ嶽、多良岳)月日 3月11日(土)19時30分出発~3月12日(日)18時30分着 参加者:宮元(CL)、市橋(会計)、水廣(SL)、播磨(担当)、
羽田野(装備)、宮森(タイム)、小林(文責、3.15記)3月11日19:30 K2集合。TOYOTA ALPHARDに乗り込み19:40出発。
8人乗りに7人だが、テント一式もあるため、満杯である。
下関ICから、途中、金立SAでトイレ休憩して、大村ICで高速道を降り、黒木に向かう。
かつて長崎は遠いというイメージがあったが、高速道は便利なものだ。
黒木に着いて、テン場を探し、夜の道をうろうろしたが、22:10黒木第3駐車場に張ることにする。
トイレも完備。
タブレットをかざして星座を観察しようとしたが、月が煌々として星は見えにくい。
満月のように見えたが、小望月。
駄弁りながら少し飲み物を入れて、12時前にはシュラフに潜り込む。3月12日スマホのアラームで5:00起床。気象は昨夜からずっと穏やか。
テントの中で朝食を摂ってから、テント撤収、荷物積み込みまでベテラン揃いでテキパキ。
6:30登山口に着いて、登り始める。
宮森氏が先頭で、羽田野氏が後尾である。
登り始めはいつものように体は重いが、空は晴れて、気持ちがいい。
大ハライ谷を右下に見ながら、500mの高低差を2時間かけてつげ尾まで頑張る。
休憩時のおやつやお茶がおいしい。
つげ尾からは稜線を30分で経が岳(嶽)に着いた。
こう書くと何だと思われるが、結構急登で、息も上がる。![]()
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このあたりからお目当ての、早春に「まんず咲く」マンサクがぽちぽち現れる。 経が岳からは、南に急坂を下るルートではなく、北に平谷越まで行って、
中山越に戻るようなルートを行く。中山越10:20。
同所で休憩していると、15人の大団体が登ってきた。
聞くと、山口から来たという。女性が多いと話が弾む。ここから笹ヶ峰肩を経由して金泉寺に向かう道には、雪が残っており、
それもまだ気温が低く凍っているので、慎重を要する。樹木の下は雪がない。どうしてだ?11:50金泉寺到着。
これまでは、小さな古い社しかなかったらしいが、工事用道路まで作って、
金泉寺が立派に建っている。
境内には、小中学生の団体がひしめいており賑やか。
子どもたちが山に登るのはうれしいことだ。
山小屋に入って、管理人と挨拶を交わし、あと20分歩いて、
多良山頂に行って昼食を摂ることにする。登り口に据えてある役(えんの)行者の像に安全祈願して、崩れかけている石の階段を登っていく。
12:45頂上も満員。マンサクが満開。
経ヶ岳をバックに多良岳山頂にて![]()
オオキツネノカミソリの群生~7月末にはオレンジの花が咲くだろう多良岳からの展望を楽しみ、下山にかかる。
途中、オオキツネノカミソリの葉の大群落(下)に出くわしたときは感動した。
満開の時にもう一度来てみたいものだ。14:35八丁谷まで下山。
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そこからはアスファルト道路を。
15:00黒木第三駐車場に全員無事着き、帰路についた。
高速道では、満月が我々を見守ってくれていた。すてきな計画、装備準備や片付け、リーズナブルな会計感謝。運転往復ご苦労様。